「引退からの復活見たかった」 水島新司さん死去に漫画家追悼が死去

漫画家の水島新司さんの訃報を受け、水島さんに影響を受けた漫画家らがツイッター上で相次いで追悼のコメントを寄せた。

ボクシングを描いた人気漫画「はじめの一歩」の作者、森川ジョージさんは17日、自身の公式ツイッターで訃報を伝える記事を引用し、「160キロの豪速球、老いてなお現役、僕らが小学生だった頃夢として描かれていたことが次々と現実になりました」と野球の未来を予想したかのような水島さんの先見性に驚き、「どれほどの人に影響を与えたのでしょうね。凄(すご)い作家、としか形容できません。ご冥福を御祈りします」と才能をたたえた。

「僕が人生で一番模写した漫画はドカベンでした」と明かしたのは、甲子園を目指す「ROOKIES」や「ろくでなしBLUES」などで知られる漫画家、森田まさのりさん。「中学の時、ドカベンのキャラ達をキチンとペン入れして教室に勝手に貼ってたら、担任の先生が褒めてくれて、調子に乗って何十枚も貼り出した事がありました」と思い出をつづり、「19年後まさか自分が野球漫画を連載するとは……。水島新司先生ありがとうございました」と追悼した。

水島さんは2001年から漫画家・石ノ森章太郎ゆかりの「石ノ森萬画館」(宮城県石巻市)の初代館長を務め、翌年には街づくりの一環で、水島さん率いる野球チームが地元チームと試合をし、水島さん自身も監督兼遊撃手でフル出場している。同館は水島さんのイラストなどを投稿した上で「あぶさんチームを引き連れて石巻にて交流試合を開催してくださったり、震災の際にもたくさんご支援いただきました。心よりご冥福をお祈りしております」と投稿。

また「ちはやふる」の作者、末次由紀さんは「20年末に引退宣言された時に『野球が好きな先生だから“引退”というのをしたかっただけで、復活なさる気がする』と友人と話していたのですが……。勝手なことを言えば、復活が見たかった……」と悔やんだ。【稲垣衆史】

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