教師をしていた母がなくなりました

教師をしていた母がなくなりました。長い間病気ではじめの方は自宅で家事などをしていましたが、最後の方は病気が進行してしまいほとんど寝たきりの状態になっていました。お医者様からももう長くはないでしょうと言われていたのです。母も自分で死が近いことをわかっていましたので終活も十分に終えており悔いはないという感じでありました。

家族葬にしようと考えていました。

以前から、自分のお葬式はごじんまりとした式にしてほしい。最低限の式でいいよというようなことを話していました。
家族葬にしようと考えていました。葬式の手配をするのははじめてでありましたので、インターネットで口コミなどを見ながら選びました。

口コミが良さそうだったところをいくつかピックアップして電話をしましたが感じの良さそうなところに決めてさっそく業お葬式の手配をしました。
家族葬なので、規模としては親族や近しい人のみで大体30人前後の規模で、費用は大体100万円前後だったと思います。親戚の中には、一般葬にした方が良いのでは?というアドバイスをしてくれる人もいましたが、小規模のお葬式であれば、母との別れの時間をゆっくりと過ごすことができますし家族や身内ばかりですので精神的な負担も少ないと思ったため家族葬を選択しました。

思った以上に費用がかかってしまいました。

こうしておけばよかったと思う点は、家族葬でこじんまりとした規模のお葬式ですと費用はそんなにかからずに済むと思っていましたが、思った以上に費用がかかってしまいました。人数が少なくなるほど、香典の数も少なくなるからです。家族葬は非常にアットホームで和やかに式を終えることができました。
その点は非常に良かったのですが、母は教師という職業であったため葬儀が終わってから線香をあげたいという連絡が多く入りました。
休みの日であればまだしも、平日であったり、いきなり家に来る人もいました。

線香をあげたいという人がいつどのタイミングで来るのかわからないので、家にいる時も気が休まりませんでしたし車の音がするとまたきた・・?という気持ちになってしまいました。誰かが来た場合には部屋を急いで片付けなければなりませんし、食事をしていた場合には中断しなければなりません。

香典を持って来る方もいて香典返しに手間暇がかかってしまいました。

とても負担でありました。そしてひっきりなしに来る人の中にはどうしてお葬式に呼んでくれなかったのという人もいて、そのたびに苦しい気持ちになってしまいました。母がなくなりお葬式が終わってからもなかなか落ち着くことがなく、精神的につらい日々が続きました。

家族葬ではなく一般葬にして一度にやってしまえば良かった

もしやりなおせるのであれば、家族葬ではなく一般葬にして一度にやってしまえば良かったなと思いました。一般葬にすると費用がかなりかかってしまうのではという思いと、生前の母の気持ちを尊重して家族葬にしてしまったのですが多くの人が来ることでお香典があり家族葬よりも費用負担が少なかったのではと思います。