林家こん平さん 77歳=落語家が死去

「1、2、3、チャラーン。こん平でーす」の名調子で、人気テレビ番組「笑点」のレギュラーとして活躍した落語家、林家こん平(はやしや・こんぺい、本名・笠井光男=かさい・みつお)さんが17日、誤嚥(ごえん)性肺炎のため亡くなった。77歳。葬儀は近親者のみで営んだ。後日お別れの会を開く。

新潟県千谷沢(ちやざわ)村(現長岡市)生まれ。1958年、初代林家三平に入門し、72年に真打ちに昇進。80年、師匠が54歳で急逝し一門消滅も危ぶまれたが、三平の妻、海老名香葉子さんとともに一門を束ねた。落語協会の理事も務めた。弟子に九代目正蔵さん、たい平さん、二代目三平さんらがいる。

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