清水邦夫さん 84歳=劇作家が死去

戦後のアングラ演劇界をけん引した劇作家の清水邦夫(しみず・くにお)さんが15日、老衰のため死去した。84歳。葬儀は近親者で営む。

新潟県出身。早稲田大文学部演劇科在学中の1958年、戯曲「署名人」でデビュー。岩波映画社を経てフリーに。劇団「青俳」で劇作家として活動していた68年、演出家の蜷川幸雄さんや俳優の蟹江敬三さん、石橋蓮司さんらと劇団「現代人劇場」を設立した。69年、アートシアター新宿文化で、蜷川さんの演出家デビュー作となった「真情あふるる軽薄さ」が安保闘争真っ盛りの新宿の町と…

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