末期がんのAV男優 沢木和也さん死去 54歳 自叙伝29日出版が死去

末期がんと闘っていたアダルトビデオ(AV)男優、沢木和也さん(54)が19日、亡くなった。妻が27日、沢木さんのツイッターで明らかにした。

沢木さんは、昨年4月に食道と下咽頭(かいんとう)のがんを公表。今年に入ってからは治療を断念していた。沢木さんは1988年に21歳でAV男優デビュー。「ナンパもの」と呼ばれるジャンルで、派手な姿で女性をナンパする役どころがはまり、人気を集めた。

沢木さんはがんが分かってから、仲間の編集者や男優の協力を得て、息子のために自叙伝出版の準備を進めてきた。これまでの半生を赤裸々につづった自叙伝「伝説のAV男優 沢木和也の『終活』 癌で良かった」(彩図社、1430円)は29日に出版される。【デジタル報道センター】

ツイートは以下の通り。

夫 沢木和也は1年3ヶ月病と闘っておりましたが本人と家族の願いも虚しく2021年6月19日他界いたしました 故人の遺志により葬儀は家族葬にて執り行いました 応援してくださいました皆様 関係者の皆様 生前の多くの方からのご厚意に深く感謝申し上げます 2021年6月27日 妻

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