「ミスタードラゴンズ」高木守道さん死去 78歳 中日の名二塁手、監督が死去

プロ野球・中日で名二塁手として活躍し、「ミスタードラゴンズ」と呼ばれた高木守道(たかぎ・もりみち)さんが17日、死去した。78歳。

岐阜県出身。県岐阜商高から1960年、中日に入団。俊足巧打の内野手として活躍し、3度の盗塁王に輝いた。鉄壁の守備は「職人芸」と言われ、3度のダイヤモンドグラブ(現ゴールデングラブ)賞を獲得。80年に現役引退した。

86年シーズン途中で監督代行を務めた。92年からは中日監督に就任。94年、長嶋茂雄氏が監督を務める巨人と優勝を争った末、10月8日のナゴヤ球場での最終戦で勝った方が優勝という「10・8決戦」に敗れた。監督代行時代を含めて3度、指揮を執った。監督通算成績は383勝379敗25分け。

2006年に野球殿堂入り。通算成績は21年間で、2274安打、打率2割7分2厘、236本塁打、813打点、369盗塁。

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