はじめてのお葬式で知っておきたいことについて

はじめてのお葬式で知っておきたいこと

長い人生の中で、誰もが一度は経験するのは親の死ではないでしょうか。
命は限りあるものなので、どのような理由にせよ必ず時期が訪れてきます。
病気や寿命が原因ではなく、ある日突然に起こることも珍しくはありません。
そのため、心を取り乱してしまい頭の中が真っ白になってしまうことも。
突然のことなので、気持ちは分からない気がしないですが、冷静な対応ができるようにします。


人が亡くなると、遺族の中で喪主が決められますが、慣習では配偶者か直系の子が務めることになります。
喪主は、一生の中で何度もあることではないので、きちんと務められるか不安を感じていたり、マナーが分からなくて悩んでしまうのは当然なことです。
私が中学生の頃に病気で片親を失くしてしまった経験がありますが、喪主は父親が務めました。
何せ初めてのことだったので、残された家族は頭が真っ白になっていました。
亡くなった場所は病院でしたが、医師から危篤を告げられ最期に会ってもらいたい人に連絡しました。
臨終が告げられたのは、真夜中だったので母方の親戚を呼びました。
実は病院に入院した時には、手遅れの状態で余命1カ月と宣告を受けてしいました。
その当時私は受験生でしたが、志望校に合格したことを聞いて「後は任せるね・・・」が最期の言葉でした。
人が亡くなると、葬儀社の手配やご遺体の搬送などやるべきことが沢山あります。
家の中を掃除し祭壇などの設置をするので、とても慌ただしくなります。
私たちだけでは全ての事を行うのは困難なので、家の中の掃除などは父方の親戚にお願いしました。
地域によっても異なってきますが、喪主のほかに世話役を決めておくことが必要になります。
世話役とは、参列者からの香典受付や弔問者へのお茶出しなどの雑務です。
家の場合は、近所の人にお願いすることにしました。
次に決めるべきことは、葬儀社選びです。
多くの葬儀社がありますが、地域に密着していて実績がある所を選んだ方が良いです。
会社の規模が大きく有名だらと言って必ずしも良いとは限らないので、信頼できそうな所を選びます。
我が家では地域でもいつも利用されていて実績がある葬儀社を選びました。
冠婚葬祭の慣習は、同じ県内でも場所によってかなり違いがあります。
よって、地域を把握している葬儀社を選ぶことが重要となります。
葬儀社が決まったら、通夜や告別式の日程や火葬場の手配していきます。
親が亡くなった時は送迎の必要があったので、これらの業務は父方の親戚にお願いしました。
その後、通夜や公別式がありますが、とにかくやる事が多すぎてあっという間に過ぎて決まったのが記憶に残っています。
突然のことなので、直ぐに用意できない時があるのは喪服ですね。
私も経験がございますが、常に着るものではないので、いつの間にかサイズが合わなくなっていたことがあります。
親戚のお葬式で、喪服が合わなくなり急遽買いに行ったこともあります。
そのため、定期的にチェックしておいた方が無難です。
次で気になるのは葬儀の費用ですが、地域や規模により変わってきますが、約200万円かかってきます。
参列者によっても変わってきまますが、我が家は参列者も多く約300万近くかかりました。
葬式は日常的なイベントではないので、戸惑ってしまうことがあります。
最近は、葬儀社でも事前相談を受け付けているところもあるので、疑問に感じた点を尋ねることで疑問や不安が解消できるようになます。