準備をできるだけ早めにしておけば

Nさん・40代女性
はじめてのお葬式の手配例 こうしておけばよかったエピソード
数年前に、父が突然他界しました。
急な出来事だったので、家族はびっくりして、何も準備もしていなかったので、みんなパニック状態に陥りました。

まずしたこと
まず、最初に親類や知人に父が亡くなった事を連絡をして、その後に父の遺影写真を準備するために、必死になってアルバムから探していきました。
この遺影写真を探すことばかりに夢中になってしまい、それ以外のことは、まったく手につかない状態になってしまいました。
最終的には、葬儀屋さんがほとんど手配してくれたので、何とかお通夜や葬儀を進めていくことができました。

葬儀を行った場所について
以前だったら、葬儀は近所のお寺で行っていたのですが、お寺だと長時間正座をしないといけないので、参列者は高齢者ばかりになるので、正座は大変だと思って、お通夜は自宅で行い、葬儀場でお葬式を開くことにしました。

昔とは違う?お葬式の費用について
曾祖母の時代ですと、お寺のお坊さんに150万円ぐらい渡して、葬儀もすべてお寺に頼んでいたのですが、今回は自宅でお通夜だけお坊さんにお経を頼んだので、30万円渡しました。
葬儀屋さんへの支払い額は、150万円でした。

葬儀屋さんに頼んでよかったこと
葬儀屋さんに頼んでよかった点は、遠方から来てくれた親類達が、宿泊する場所も、葬儀場に準備していたことです。
食事も葬儀場ですべて準備してくれました。
葬式のスタンバイをしている間の親族へのお茶やお菓子の手配まで、葬儀屋さんが準備してくれたので、葬儀場にいる間は、お客さんみたいに楽に過ごすことができました。

あの時こうしておけばよかった
父の葬儀でこうしておけばよかったという点は、実家のトイレや玄関周りの掃除です。 すごく散らかっていたので、いざ大勢のお参りする人が集まってきた場合に、慌てて掃除をしないといけない状態だったので、普段から誰が来ても、何人来ても対応できるように準備しておくことが大事だと思いました。

遺影写真は、慌てて探そうと思っても、アルバムを置いてある場所もバラバラで、アルバムの中も整理していない状態だったので、生前にきちんと準備しておくことが大事だと思いました。

今ならこうしたい
今なら父の葬儀をこうしたいと思うことは、父が生きている時に、どのような葬儀をして欲しいのか?誰を葬儀に呼んで欲しいのか?といった点をきちんと聞いておけばよかったと思っています。
父の交友関係について、深く知らなかったので、葬儀に来た人と父はどのような関係なのかな?とずっと不思議に思いながら眺めていました。

母が葬儀屋さんでの葬儀を希望したので、新聞に父が他界したことを載せて、葬儀屋さんで葬式を行いました。
でも、父の弟、妹などが、自宅葬がいいと強く希望していたので、妻である母だけで決めるのではなく、父の兄弟の意見もしっかり聞くべきだと思いました。
父は生前に庭仕事をする時に、大好きなクラシックの音楽をいつも鳴らしていたので、そういった音楽を葬儀の時にかけてほしかったです。

まとめ
葬儀をバタバタとした状態で、何も準備もできずに終わってから後悔するよりは、生前からしっかり計画を練って、準備をしておけば、もっと良い思い出ができたと反省しています。