お葬式失敗の原因は身近なものから

はじめてのお葬式は

初めてのお葬式に参加をした際の失敗事例のお話です。お葬式には宗派がありまして、お焼香などの他会釈の仕方など細かなルールが多いです。

数珠の多さで揉める例

他にも数珠などで揉めたこともあります。これは事例になりますが、数珠の多さが問題で遺族側と葬儀の参加者が揉めてしまうというケースもあります。しかも、葬儀を執り行う主催者側が不手際として数珠で揉めるということもあります。何が問題になるかを説明しますと、まず、数珠は亡くなった方の煩悩の多さが数珠の数になります。

その為、遺族側が例えば数珠の数が少ないものを身にまとっていて、葬儀の参加者側がたくさんの粒が付いている数珠を付けているということでも揉めます。数珠は身近たものでありますが、粒の多さということまで気が回っていないということです。その為、中には葬儀を執り行う方とも揉めてしまうことがあります。この場合、司会を進行している方の数珠の粒が多かったりして揉めてしまうということです。その為、最近では司会を進行する方はあくまで葬儀を執り行う仲介の身をしている方もいます。

お清めの塩で騒動になることも

他に揉める点としては、間違いとまで言いませんが、問題となるケースとしては、お清めの塩をお渡しするかどうかです。これは死者を弔った際、その死者が現世に帰ってきて災いを起こすことを防ぐために使用をするものです。基本的には足元に振りかけたり衣服に振りかけ、汚れをはらうというものですが、生前、周囲の人とうまく言っていた個人の方が悪霊になって帰ってくるのはおかしくないかという問題で揉めてしまうケースもあり、人によってはこれは死者の方に対して失礼ではないかという声が上がることも多いです。

正しいマナーを正しく知りましょう

では、これらの例の改善点を挙げたうえ、正しいマナーを紹介します。まず数珠ですが、基本的には108粒が基本ですが、これですと煩悩が多いとされます。ですので、亡くなった方の煩悩を少ないとみなすのであれば、18粒の数珠でも失礼には当たらず、むしろ、煩悩が少ない方であると周囲の方に示しているわけです。ただ、この本来のルール、知らない方がとても多く、成仏するまでたくさんの煩悩を抱えているとされている、たくさんの数が付いている数珠を使用している方が多いのです。数珠は数が少ないほど、相手の亡くなった方に対して、少ない煩悩でこの世からあの世へと行くことができますという証明でもあります。その為、事前に主催者側で数珠をお配りするなどをして改善する手法をとると遺族側としても揉めずに済みますので葬儀の参加者が確定後、男性用や女性用と言った数珠を用意するという方法で遺族側に理解をしてもらうとよいでしょう。
次にお清めの塩ですが、この塩は現在では、渡すのではく受け取りたい方のみ受け取るという手法をとっている方が多いです。その理由ですが、亡くなった方が死者となり、災いを起こすというのは心当たりがある人以外は言ってしまえば、考えられないことです。生前お世話になったお世話をしてもらった方に、亡くなった方がが悪霊となり襲い掛かるのはおかしいという考えが定着しているということです。その為、現在では、必要な方だけこっそりお渡しするという手法をとっている葬儀会社も増えています。また、初めから起きお目の塩を提供しないというマナーで葬儀を執り行うご家庭も増えています。

まとめ

葬儀のルールですがこうしておけばよかったという点においては結構数珠の玉の数の多さで遺族と葬儀参加者または、葬儀を主宰している会社ともめることがあります。改善ポイントとしては、どちらかが折れるほかないのですが、数珠の本来の意味について理解を深めてもらうしかないのです。また、お清めの塩をお渡しするかどうかでも揉めてしまうことは多く、死者の魂が穢れていないと考えることも多いため、こちらについては、事前に主催者側と相談し、取り決めとしてお渡しするかどうかを決めておくことが重要です。