私の父はがんで亡くなりました。余命を宣告されていたため、生前からお葬式はどうしようという気持ちはありました。しかし、実際に動き出したのは亡くなってからでした。 |
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亡くなってから葬儀会社を探す
父は病院で亡くなりました。病院で亡くなった場合は、葬儀会社を紹介してもらえます。連絡するのは家族ですが、葬儀会社のリストを渡してもらえるため、事前に調べておく必要はありません。葬儀会社は24時間対応してもらえます。亡くなったのが夜中であっても、病院まですぐに迎えに来てくれます。
葬儀の手配はすべて葬儀会社にお任せすることができます。お寺への連絡は別です。どんな葬儀にしたいのかこちらの希望を取り入れながら準備を進めていくため、内容さえ決めればどんどん進んでいきます。
気になる葬儀の代金は?
父の葬儀は葬儀会社へ180万円支払いました。お寺へ払うお布施は別です。家族葬で、お通夜に100名程度、葬儀に60名程度の参列でした。
葬儀の反省エピソード(葬儀の連絡について)
今になって思うことは、母は参列者の人数を増やしたくなかったため、知らせる人を限定していました。退職後、シルバーで働いていた職場へは連絡しませんでした。しかし、○○家葬儀の案内を見た職員の方が、珍しい名前だからと葬儀場に問い合わせをして、聞きつけたたくさんの方がお通夜に来てくれました。知らせなかったこちらが悪いのに、たくさんの方が父のことを思い、お別れに来てくれたことに対して申し訳ない気持ちと、感謝の気持ちが入り混じりました。どこまで知らせるかは大事なことだと後悔しています。参列者が思ったより多かったので、式場内に入れなかった方は廊下にいすを並べて座っていました。このことについても、こちらの判断ミスによって迷惑をかけてしまったと思っています。お通夜が終わっても、残って父に話しかけてくれたり、私たちに父との思い出話を聞かせてくれました。
もしやりなおせるなら、式場は広めの部屋を手配したい
もしやりなおせるなら、式場は広めの部屋を手配したいです。参列者の人数は葬儀やお通夜をやってみないとわかりません。広すぎて困ることはありません。広めの式場も空いていたからです。途中で式場を変えることはできません。参列者の人数は椅子の数で調節が可能です。広すぎる場合は、棺を囲むように座る方法もあります。
香典の受け取りにおいては義理の親類とトラブルもあ
母が、父の葬儀では香典は受け取らないと決めました。ほとんどの方は理解してくれたのですが、私の主人の親戚関係には理解してもらえませんでした。この件で後日もめました。実父の葬儀で義理の親戚関係で悩むとは思っていなかったし、かなり怒られました。母が前もって言ってくれたらよかったのにと、心の中でイライラしました。
香典を受け取らないということは、後日香典返しを送る必要がなくなります。義理の親戚関係は私が責任を持って行いました。一人ずつにお礼の手紙を書き、品物を配送しました。今であれば、ネットでカタログギフトを送って済ませたと思います。
葬儀会社をうまく活用しよう
身近な人が亡くなって辛い時に、葬儀は大変な労力とお金と気遣いが必要になります。葬儀会社にお任せできるところは頼り、故人との別れの時間を大切にすることが何よりも大事だと思います。