生前、家族葬をして欲しいと話していたので、故人の思いを大切にして家族葬を行いました。
家族葬とは、会社関係の人などは呼ばずに身内だけで行う葬儀のことです。
会社関係の人だと、故人にとってはかかわりのある知り合いですが、遺族にとっては一度もあったことがない人だったりします。葬儀では故人とじっくりと向き合い、思い出に浸っていたいです。
何人も参列をしてくれるのは知り合いが多い・慕われているということでうれしいことなのかもしれませんが、知らない人ばかり参列されると気持ちが落ち着かず、じっくり故人と向き合うことができません。故人が家族葬にして欲しいと希望をいっていたこともあるのですが、遺族が故人とじっくりと向き合いたいということもあって家族葬を選びました。
目次
実際の流れについて
1日目は葬儀社の方が故人を迎えにきてくれたり、葬儀の相談などを行いました。2日目にはお通夜、3日目には告別式と火葬がありました。
何だかあっという間に過ぎてしまった日々でした。料金は50万円くらいです。
人が亡くなってもあまり実感がなく、周りの人たちがいろいろと世話をしてくれて、葬儀の手配もどんどん進んで行って、あまり実感がないうちに火葬までが終わりました。
家族葬はじっくり故人と向き合えると思っていたのですが、お通夜があって、告別式もあって、何かとやらなければならないことが多くて、故人とじっくり向き合う時間がありませんでした。
今思うともう少しプランをしっかり考えた方がよかった
家族葬といっても、告別式だけだったり、お通夜と告別式の両方をやったりなど、いろいろな形があります。また、僧侶を呼ぶ・呼ばないなども決められる葬儀社もあります。僧侶を呼ばない場合は、音楽を流したりするのだそうです。
家族葬のことをよく知らないままに葬儀を行ってしまったため、思っていたものとは違った形になってしまいました。
葬儀でやりたかったこと
やりたかったことは、故人との思い出にじっくり浸ることです。
何がどうなっているのかわからないまま進んでしまったため、準備の方に気を取られてしまい、故人とじっくり向き合うことができませんでした。
故人が家族葬をして欲しいと希望を伝えていたので、生前から家族葬についてしっかりと調べて、プランを決めておけばよかったと思います
告別式だけにしてもよかった
お通夜と告別式の両方を行いましたが、2つも行うのはやらなければならない準備が増えるし、慌ただしくなってしまって大変でした。今なら告別式だけにしたいと思います。
そして、故人が好きだった音楽を流しながら、家族だけで思い出を語り合いたいです。大切だった家族だけが集まって故人の思い出を楽しく語り合っていれば、向こうの世界から故人はニコニコとして眺めてくれていることでしょう。向こうの世界に行っても安心できると思います。
きちんと調べて、プランを考えて、どうすれば思い出に浸れるのか考えて、葬儀をすればよかったと思います