お通夜に参列する時の基本的なマナーや挨拶について解説

冠婚葬祭に関しては時代とともに変化があるとはいえ、時代を超えて変わらないルールやしきたりもあります。社会人として最低限のしきたりやマナーを守れていなければ、遺族の方々にも失礼に当たりますし、社会人として一人前とは言えません。また、プライベートではなく、ビジネスとしてお通夜に参列することもあろうかと思いますが、同じく会社の代表として参列する以上は失礼のない振る舞いが求められることになります。

お通夜に参列する時の受付方法を紹介


お通夜に参列する際のマナーです。
1.受付を探す
まず、お通夜の会場に到着したら受付を探します。会場に縦書きでうけつけがわかるようにきさいされていることがほとんどです。そこでまずは受付を行います。一般的には芳名帳、または最近では芳名カードの場合もありますが住所と名前を記載することになります。この芳名帳はだらがお通夜に参加したのかを遺族が確認するためのものになります。地域の風習にもよりますが葬儀が終わった後にご遺族が挨拶回りをしたり、香典返しを行う場合の情報になりますので住所も氏名も正確に記入しなければなりません。
2.香典を渡す
受付で香典をお渡しするのが次の所作になります。
香典は袱紗から取り出して、表書きの名前が相手に読めるように向きをかえて、袱紗の上に乗せて差し出す流れが一般的な作法になります。ちなみにお通夜で香典を出し、そのあとの葬儀や告別式で受付をする場合は香典をお通夜で渡したことを伝えて、記帳をすませるとよいでしょう。
ちなみに仕事でよくあるのが代理でお通夜に参列する場合です。この場合、よくあるのが代理で出席した自分は香典を出さずに代理する人から預かることです。この時は芳名帳には本来出席するはずであった方の名前を記載します。また、自分自身も香典を出して、代理する方の香典も預かっている場合は芳名帳には両方の名前と住所を記載することになります。また、遺族の方々が後々、管理しやすいように名前に後ろに「代」と記載するとよいでしょう。また、夫婦間で代理出席する際には「内」と記載する事で小さく名前を書く事にしましょう。しかしながら、夫婦間の代理についてはそもそもあまり一般的ではなくなってきています。

お通夜の際の挨拶について気をつけたいこと


お通夜でご遺族の方々、そして受付をされている方々とご挨拶をさせていただくことになります。このような時はお悔やみの言葉を述べて挨拶をすることになります。
「この度はご愁傷様でございます。」
「心からご冥福をお祈りいたします。」
「心からお悔やみ申し上げます。」
「心から哀悼の意を表します。」
といった気を衒わない挨拶が良いと思います。
慣れないとどうしても上記のようなきまりきった挨拶であってもなかなか口から出てこないのが実態です。
しかしながら、あまり気にする必要はありません。あまりにも若い方々が流暢にお悔やみの挨拶ができるよりもきちんと気持ちがこもっていることの方が重要ですから。

死因などプライバシーに踏み込むことは避ける

プライバシーに踏み込んだことや死因についてご遺族に聞くようなことは避けるべきです。また、不吉なことを連想させるような会話もまずはさけましょう。さらに地域のよって異なりますがよく「大往生でしたね」というような言葉を発することもあります。基本的にはプラスの言葉ではないので控えた方が良いと思います。
また、挨拶を終えたあとのマナーとして、式が始まるまではまず静かに待ちことが基本です。また、席に座る際には前方は近親者、ご遺族が座ることになりますので後方から着座しておくことが無難です。うっかりしがちなのが、携帯電話やスマートフォンの着信音です。ご挨拶と同じく、失礼に当たりますのでマナーモードにしておきましょう

妊婦はお通夜に参列できるの?

妊婦はお通夜に参列しても良いのでしょうか。これは昔から、お腹の子供に悪影響がある、ご遺族が気を使うから避けるべきという慣しもあります。確かに亡くなった方の関係の深い浅いもありますが一度は立ち止まってかんがえてしまうところもあるでしょう。しかし、結論、参列しても問題ありません。お通夜や葬儀は亡くなった方に弔意を抱き、最後のお別れをしたいという思いを持つことがポイントですですから、参列したい思いがあるのであれば、参列しても全く問題はないでしょう。
しかしながら、一番優先すべきは体調です。ふだん、立ちっぱなしや寒さ暑さを避けて生活している妊婦さんが参列することによって体調を崩すのが最も大きな問題です。しっかり、体調管理を行った上で参列すべきだと言えるでしょう。逆に、ご遺族に一言添えてから参列する方が先方にもあまり気を使わせないことにつながるのではないかと思います。

お通夜に参列するにあたっては、最低限守るべきマナーがあります。しかしながら、何よりも大事なのは故人を忍ぶ気持ちであり、それがきちんとご遺族に伝わるようであれば、多少のミスがあったとしてもさほど問題はないのではないかと思います。