遠藤ミチロウさん「歌いまくりたかった さようなら」 一周忌に遺言公開が死去

ロックミュージシャンの遠藤ミチロウさんが68歳で亡くなって1年。命日の25日、遠藤さんの遺言書の一部が公式ウェブサイト(http://apia-net.com/michiro/message/index.html)で公開された。

遺言書は、遠藤さんががん手術前の2018年10月20日に書いたもので、「遠藤ミチロウがここまで歌ってこれたのも、みんなの支援と優しさのおかげです。(中略)もっともっといい歌をいっぱい作って、歌いまくりたかったのですが、それもかなわぬことになってしまったのは、どうしようもない運命です。残念です。さようなら」と記されている。

公開に踏み切った遠藤さんの事務所は、「緊急事態の今、ミュージシャンが、ライブハウスが、音楽が危機を迎えている状況の中、ミチロウを支え応援してくださった皆様への、ミチロウからのエールと代えさせていただければと存じます」とコメントしている。

25日は東京のライブハウスで「遠藤ミチロウ一周忌〜ボクは元気で暮らしているよ〜」の公演が予定されていたが、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため延期になった。48時間限定で、昨年の音楽葬「死霊の盆踊り〜追悼 遠藤ミチロウ〜」が無料配信される。

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