照屋寛徳・元社民党副党首が死去 沖縄選出、参院1期・衆院6期が死去

沖縄県選出で参院議員を1期、衆院議員を6期務めた元社民党副党首の照屋寛徳(てるや・かんとく)さんが15日死去した。76歳。党関係者によると、体調不良で療養中だった。

1945年7月、サイパン島の米軍捕虜収容所で生まれた。琉球大学を卒業後、72年に弁護士登録。県議を経て、95年から参院議員を1期務めた。2003年以降は、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)を抱える衆院沖縄2区から社民党公認で立候補し、6回連続で当選。米軍基地の整理・縮小や日米地位協定の改定を訴えた。普天間飛行場の名護市辺野古への県内移設に反対し、故翁長雄志前知事や玉城デニー知事を支えた。21年10月の衆院選には立候補せず、政界を引退した。

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