橋田寿賀子さん 95歳=脚本家が死去

「おしん」や「春日局」「渡る世間は鬼ばかり」など数々の名作ドラマを世に送り出した脚本家の橋田寿賀子(はしだ・すがこ、本名・岩崎寿賀子=いわさき・すがこ)さんが4日、急性リンパ腫のため静岡県熱海市の自宅で亡くなった。95歳。通夜、葬儀は遺志で行わない。

日本統治下の京城(現ソウル)生まれ。日本女子大文学部卒、早稲田大中退。1949年、初の女性社員として松竹に入社し、脚本部に所属した。

59年フリーとなり、「となりの芝生」(NHK)、「女たちの忠臣蔵」(TBS)、大河ドラマ「おんな太閤記」「いのち」「春日局」など多くのテレビドラマの脚本を手がけた。

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