大井錦亭さん 93歳=書家が死去

骨力あふれる線を自在に駆使した漢字かな交じり書き作品などで知られる毎日書道会常任顧問、書家の大井錦亭(おおい・きんてい、本名・大井武司=おおい・たけし)さんが21日、敗血症性ショックのため死去した。93歳だった。通夜、葬儀は近親者のみで営む。お別れの会を後日開く。喪主は長女宮園敦子(みやぞの・あつこ)さん。

秋田市生まれ。北海道に転居後、渡辺緑邦に師事。1953年に上京し、金子鷗亭(おうてい)に師事した。三省堂に入社し、鷗亭と共に活字のデザインに取り組んだ。68年に退社し書に専念した。

お悔やみメッセージを投稿してみませんか

お悔やみの言葉を残す