作家の勝目梓さん死去 87歳 小説「獣たちの熱い眠り」などが死去

作家の勝目梓氏(かつめ・あずさ)さんが3日、心筋梗塞のため自宅で死去した。87歳だった。東京都出身。葬儀・告別式は近親者で行った。喪主は三女の高瀬千尋(たかせ・ちひろ)さん。

炭鉱や自動車教習所で働くなど、さまざまな職業を経て作家に。「寝台の方舟」で小説現代新人賞を受賞。「獣たちの熱い眠り」はベストセラーになり、バイオレンス小説を数多く手掛けた。70代半ばで発表した自伝的小説「小説家」「老醜の記」も話題となった。(共同)

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