ディエゴ・マラドーナさん 60歳=サッカー元アルゼンチン代表選手が死去

サッカー界のスーパースター、元アルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナさんが25日、ブエノスアイレス近郊の自宅で死去した。60歳だった。地元メディアによると、死因は心不全。左頭部の硬膜下血腫で11月3日に手術を受け、自宅で静養していた。同国政府は3日間の喪に服すると宣言。「神の子」と呼ばれ、選手として名声を手にした一方、喜怒哀楽を隠さない性格や奔放な発言でも注目され、薬物やアルコールにもおぼれた波乱の人生が幕を閉じた。

貧しい家庭に生まれ、16歳でアルゼンチン代表入り。強じんな肉体と左足の技術の高さ、優れた得点力を備え、ワールドカップ(W杯)には1982年から4大会連続で出場した。25歳で臨んだ86年メキシコ大会は、準々決勝のイングランド戦でヘディングに見せかけて手で触ってボールを入れた「神の手ゴール」に続き、60メートルのドリブルで決めた「5人抜きゴール」という伝説的なプレーを残す。チームを優勝に導き、「マラ…

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