「北斗の拳」「科学忍者隊ガッチャマン」「妖怪ウォッチ」など、数々の人気アニメの作画やキャラクターデザインを手掛けたアニメーター、須田正己(すだ・まさみ)さんが8月1日、病気のため死去した。77歳。葬儀は近親者で営んだ。須田さんが発起人の一人を務めた日本アニメーター・演出協会が18日、公式ツイッターで発表した。
埼玉県出身。アニメ制作会社を経てフリーとなり、1960年代以降、「マッハGoGoGo」(67年)や「ハクション大魔王」(69年)、「科学忍者隊ガッチャマン」(72年)などの制作に携わり、「北斗の拳」(84年)や「妖怪ウォッチ」(2014年)ではキャラクターデザインを担当した。講演活動などを通じて後進の育成やアニメの普及にも尽力し、海外での人気も高かった。