「背面跳び」考案のフォスベリーさんが死去 五輪金メダリストが死去

1968年メキシコ五輪陸上男子走り高跳び金メダリストで背面跳びを考案したディック・フォスベリーさん(米国)が12日、悪性リンパ腫の再発を受けて死去した。76歳だった。AP通信が13日、報じた。

フォスベリーさんが考案した跳び方は「フォスベリー・フロップ」と呼ばれ、広く普及。メキシコ五輪では身長193センチの体を生かし、それまでの常識を覆す技術で当時の五輪記録となる2メートル24で優勝した。

陸上界の英雄マイケル・ジョンソンさん(米国)はツイッターで「真の伝説」としのんだ。フォスベリーさんは「フォスベリー・フロップ」との名称を「詩的だ」として気に入っていたという。(共同)

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