写真家・三留理男さん死去 83歳 第1回土門拳賞受賞が死去

写真家で元毎日新聞社特別嘱託の三留理男(みとめ・ただお)さんが22日、前立腺がんのため死去した。83歳。葬儀は近親者のみで営んだ。

1961年、日本大芸術学部在学中に写真集「小児マヒの記録」を出版。以後、アジア・アフリカを中心に取材を続け、82年に写真集「国境を越えた子供たち」をはじめとする一連の作品で第1回土門拳賞を受賞。同地域に関する長期の取材活動が評価され、88年には「アジア・アフリカ賞」を受賞するなど、国内外で活躍した。

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