元参院議長、倉田寛之さん死去81歳 郵政民営化で反対票投じるが死去

元参院議長の倉田寛之(くらた・ひろゆき)さんが7日、心不全のため死去した。81歳。葬儀は家族のみで営む。後日、しのぶ会を開く予定。喪主は次男知孝(ともたか)さん。

1938年、千葉県松戸市生まれ。67年から同県議4期を経て、83年に千葉選挙区で参院議員に初当選。2007年まで4期務めた。第1次橋本龍太郎内閣で自治相・国家公安委員長、02年4月~04年7月に参院議長を務めた。

小泉純一郎首相(当時)の郵政民営化路線に反対し、05年夏の郵政民営化関連法案で反対票を投じた。06年6月に引退表明し、翌年の参院選に立候補せずに政界を退いていた。

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