はじめての身内のお葬式 

仏教、神道によって異なる拝み方

私は現在45歳なので、私の両親はまだ70歳前後です。そのためまだ元気でいてくれると思っています。しかし私が年齢を重ねるようにみんなも年齢を重ねていきます。そして親族もどんどん年を取っていくことになるのです。

そこでつい最近身内のお葬式を経験したのでご紹介します。私は結婚していますが、私の身内は仏教がほとんど。そのため仏式のお葬式を執り行いました。

しかし配偶者である夫の身内は神道がほとんど。そのため仏式のお葬式に参加したことがほとんどなかったといいます。

お葬式の最中にも、なんでこうするのか?間違いではないのか?と何度も聞く夫。本当にやめて欲しかったです。仏式と神道のお葬式のやり方が違うのは当然でしょう。それがどのように異なるかは説明できないにしても。
私の身内を目の前に夫が何度も聞くという非常識。やり方が違うといってもなかなか納得してもらえず、本当に嫌な気持ちしか残りませんでしたね。
私の失敗は、夫に仏式のお葬式でやること。夫の知っている葬式とは少し異なることをあらかじめよく説明しておけばよかったと思います。

間違えやすいマナー

仏式は慣れているお葬式だったので、私にとっては問題ありませんでした。ただ夫の親族のお葬式に出たときには、私が戸惑いましたね。
どのように戸惑ったかというと、しのび手で戸惑いました。手を合わせるけれど、音は立てないように…。この動作が難しく、大人でも勢い余って音を立ててしまう人もいれば、私の子どもたちも少し音を立ててしまったり。そのためしのび手に関しては、事前に説明があるとよかったと思いました。

まとめ

お葬式というのは、なかなか経験することではありません。しかし経験したとしても、いつもお葬式は突然やってきます。
もしも病気で体が弱ってきて、もうそろそろというときもあるかもしれません。反対に交通事故などで、突然お葬式の機会が訪れるかもしれません。いずれにしても、なかなか経験することではないし、突然降りかかるお葬式なので、予行練習というのもできませんね。
またみんな気が動転していたり、憔悴しているのでお葬式の細かいやり方なんて説明をしてくれません。
お葬式に関して勉強するということは皆無であり、経験を積んでいくことで少しずつ学んでいけるんだと思います。しかしながら、上記の経験から言えることは、お葬式に関しては、いろいろなやり方があると思うけれど、仏式で行われるお葬式か、または神道で行われるお葬式かということは、よく理解をしておくことが大切だと思いました。そうすることにより、事前に少し心構えができると思います。
家族によって異なるやり方、これまで先祖代々が行ってきたやり方もあるでしょう。そのため少しずつその作法も勉強しておくといいなと思いました。
私もこれから年を取っていくと、少しずつお葬式に参加する回数も増えていくと思います。そのため勉強も必要ですね。