松竹新喜劇のベテラン俳優、小島慶四郎さん死去、88歳が死去

松竹新喜劇のベテラン俳優、小島慶四郎(こじま・けいしろう)さんが23日、老衰のため亡くなった。88歳。通夜は25日午後6時、葬儀は26日午後1時、大阪市阿倍野区阿倍野筋4の19の115のやすらぎ天空館。喪主は長男慶一(けいいち)さん。

大阪府出身。かもめ座、新春座を経て、1960年に松竹新喜劇に入団。明るく軽妙な演技と味のある存在感で藤山寛美の相手役として活躍し、大黒柱の一人として劇団を支えた。特にまげ物喜劇「鼻の六兵衛」の白塗りの殿様役は客席に笑いの渦を巻き起こし、上演1000回を超える当たり役になった。2019年1月の京都・南座での松竹新喜劇新春お年玉公演「裏町の友情」が最後の舞台となった。

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