父親が3か月ほど入院していた病院で亡くなりました。その時、高齢の母に代わって私が葬式の手配等をしました。
何分にも初めての経験で、また病院がいつごろお迎えの車が来ますかと、暗に早期に遺体を搬出する事を求める様な言葉を掛けて来られたので、とにかくどこで葬式を営むべきか、バタバタと決めました。
事前に何の予備知識もなかったので、実家から比較的近い所にあった、全国展開している老舗の葬儀社の会館で営む事にしました。
遺体を葬儀会館の安置所に移し、その後に祭壇や棺や各種の式典に必要な品々を決めました。各品には4ランク程度が用意されていますが、日本人の平均的な感覚で、最高や最低ランクの品は選びづらく、上から2番目か3番目のランクで次々と決めて行きました。
そうして決めた内容で見積もりをもらうと、何と200万円を少しオーバーしてしまいました。母がそれで良いと言うので決めましたが、予想以上に費用が高く改めて驚かされました。
目次
こうしておけば良かったと言う反省
米寿を過ぎた高齢の父は、病院に入院しているものの、回復の見込みはありませんでした。
しかし、そんな状況の中で葬式をどこでどんな規模で行うべきかを母や兄弟と相談する事も出来ず、結局バタバタした上に、予想以上に費用の掛かる葬式となってしまいました。
同じ葬儀会館で営むにしても、父が元気な間に事前相談し、じっくりと検討して見積もりも事前に取っておくべきだったと思っています。
不安に思っていた葬式自身は、葬儀社の担当の方の指導で問題なく、終える事が出来ました。
とにもかくにも、事前に見積もりをもらい、色々な会館や家族葬会館等も検討しておくべきだったと反省しています。
今ならこうしたい
父が亡くなった時には、私達兄弟は現役で会社勤めをしていました。そんな事もあり、参列者が多い事が予測されたので、一般の葬式を選択し、しかも葬儀会館の料金比較もせずに決めてしまいました。
しかし、今後いつかは訪れる母の葬式では、兄弟もリタイアしており、会社関係の参列者もなく、小規模な葬式で親族や親しいご近所さんで送る葬式にしたいと思います。
家族葬会館とも視野に入れ、じっくりと検討したいと思います。父の葬式では家族葬は無理な状況でしたが、少なくても余りにも知識もなく、準備もしていなかった事を強く反省しています。