私が感じたお墓を建てることについてのメリット・デメリット(エピソード)

(Yさん・30代後半・埼玉県)お墓というものは故人を弔うものとして作る人も多いのですが、色々なメリットとデメリットがあります。お墓探しの第1歩としてはまずこのメリットとデメリットを知っておくと参考になるのでぜひ覚えておきましょう。

お墓探しの第1歩について

お墓探しの第1歩としてはまずそのメリットとデメリットを把握することが大切です。メリットとしては故人の生きていた証というものが墓石という形で残るという点にあります。やはり人間はどこかで生きていた証というものを残したい存在であり、死後の憂いを癒すものとして墓を建てる方は多くいます。またこの墓を作ることにより他の家族が墓参りをすることが可能になり、故人が生きていた存在を思い出してくれるという仕組みもあります。やはり思い出だけだと風化してしまうのですが、墓石によって物理的なものが残ると、それだけ思い出も確固たるものになります。墓石に関しては最近だと風化しにくいものも増えてきており、死後もこういった形で生きた証が残る満足感を得ることができます。

お墓にはこういったメリットも多くあるのですが、反対にデメリットも存在します。まずは何といっても色々な費用が掛かるという点にあり、墓石の値段から定期的なメンテナンス代金など何かとお金が掛かるのが墓なのです。墓に関しては後々やんごとなき理由で引っ越しをすることも考えられますが、墓石の引っ越しの料金も実は結構高いのでこの辺も注意しておきましょう。また将来的なことを考えると無縁仏になるケースもあるので、これらをしっかりと考えてから墓石を作るのを決めましょう。特にメリットやデメリットは当人だけではなく家族にも影響してくる項目が多いので、生前整理などと一緒にお墓の検討や相談をしっかりとするのも重要です。

お墓探しは、単にお買い物という側面だけではありません
以上のようにお墓探しにはまずメリットやデメリットを把握するのが大切になります。これらのお墓に関する項目は自分だけではなく家族にも影響してくるので、生前に相談をする必要があります。最近は終活がブームになってきており、墓の形式にこだわる人も増えてきました。もちろんお買い物としての値段を考えるという側面もありますが、自分らしい最後の形を自分で選びたいという考えの側面もあります。

通常のご先祖様と一緒の墓に入る一般墓はスタンダードなものですが、それだけ料金が高くなる傾向があります。個性的な墓を選びたいという方に人気なのが自然葬という形であり、こちらは散骨を海や山ですることで自然に還るという葬送の方法になっています。墓の代わりとして樹木などを墓標にする樹木葬もありますので、自分に合ったものを選ぶといいでしょう。最近ではお寺に管理を任せる永大供養墓や納骨堂のみを選ぶ人も増えてきています。どの形を選ぶとしてもやはり情報収集をするのはとても大切なので、生前にしっかりとしておきましょう。

まとめ

このようにお墓探しの第1歩としてはそのメリットとデメリットを把握することが大切であり、これを家族と生前にしっかりと相談することが重要です。これら踏まえた上で自分らしい最後の形を選ぶために、最新の情報をチェックして納得がいく墓を探しましょう。