長嶋氏との死闘、高め合ったライバル デビュー戦に4打席連続奪三振 金田正一さん死去が死去

プロ野球史上唯一、400勝を挙げて、史上最高の左腕投手と呼ばれた金田正一さんが6日、86歳で亡くなった。

快速球と縦に大きく割れるカーブを武器に、数々の名勝負を演じてきた。特に鮮烈な印象を残したのは、巨人で活躍した長嶋茂雄氏との勝負だ。

1958年4月5日、「ゴールデンボーイ」と呼ばれた長嶋氏のデビュー戦だった。結果は4打席連続三振で金田さんの「勝ち」。当時、長嶋氏は「せめて一本のヒットくらい打ってやろうと思っていたが、カーブのきれも良かったし、特にドロップには手が出なかった」と振り返っている。一方の金田さんは「長嶋君のスイングは実にいい。横からの変化球は強いが、縦の変化球に…

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