ポル・ポト派ナンバー2死亡 虐殺体験の市民、複雑な思いが死去

カンボジアのポル・ポト政権(1975~79年)で大量虐殺などに関与したとして「人道に対する罪」で終身刑が確定したヌオン・チア元人民代表議会議長(93)が4日、移送先のプノンペンの病院で死亡した。これで残る元最高幹部は元国家幹部会議長、キュー・サムファン被告1人となった。大量虐殺を裁く特別法廷による真相究明は難しくなっており、プノンペン市民は複雑な思いでニュースに接した。

夫ら家族6人を亡くしたキム・ティさん(75)は「彼はいい病院で手厚い医療を受けて死んだが、あの時代…

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