私が葬儀でしてしまった三つの間違い

葬儀でしてしまった間違い

もっとしっかりとお葬式のマナーについて調べておくべきでした。

私が初めてお葬式に出席したのは、職場の方が亡くなった時でした。私はその方と直接関わりはありませんでしたが参列することになりました。
お葬式に参列したのは幼少期以来で、お葬式のマナーをよく知りませんでした。ただ記憶では、あまり堅苦しくない自由な雰囲気だったこともあり、喪服さえ着ていけば大丈夫だろうと思っていました。

今思えば本当に後悔しかなく、もっとしっかりお葬式のマナーについて調べていくべきだったと思っています。

してしまった3つの間違い

私がしてしまった一つ目の間違いは、ストッキングの色が黒ではなかったことです。
葬儀場に到着した瞬間、女性の足元を見て一瞬にして冷や汗が出たのを覚えています。まさか黒のストッキングが必要だったなんて・・・と焦り、買いに行こうかと思いましたが、そんな時間もなく、係りの人にどうしたら良いかを聞きました。
すると係りの方が優しく、「基本的には黒のストッキングの方が多いのですが、通常のものでもマナー違反ではありませんので大丈夫ですよ。」と言われました。そしてどうしても気になる場合は売店があるということも教えていただきました。
黒の中に一人だけベージュのストッキングはとても目立ちますし、私は上司に断って一目散に黒のストッキングを買いにいきました。

二つ目にしてしまった間違いはお焼香です。
まず、恥ずかしながらお焼香をしなければならないということを知りませんでした。すごく焦る気持ちを何とか抑えて、他の参列者がしているのを
見よう見まねですることにしました。でも角度的に詳しく見られず、何をどうやっているのかほとんどわからない状態のまま、私の番が回ってきてしまいました。
何となくやり過ごそうとした私は、間違えて香炉 を触ってしまったのです。もちろん香炉はかなり熱いので、私は思わず手をブンブン振ってしまいました。ただ大きな声を上げなかったのが本当に救いでした。気がついていた方もいらっしゃると思いますが、後ろにいた会社仲間でさえ気付かなかったと言っていたのでホッとしました。香炉を触ってしまった部分は軽く火傷をしてしまい、本当に無知とは恥だなと感じました。

三つ目にしてしまった間違いは、髪の毛の束ねる位置です。葬儀では肩にかかる長い髪の毛は束ねなければなりません。一つに束ねる時、束ねる位置は頭の中心より下と言われています。しかし、私は上の方で一つに束ねてしまいました。これはその時には気付かず、後日葬儀でのマナーを見ていた時に初めて知りました。後になって間違いに気付く方がダメージが大きかったです。初めてとは言え、三つも間違いを起こしてしまうなんて情けなくて仕方がありませんでした。

まとめ

お葬式は参列する機会が少ないため、マナーにも疎くなりがちです。でも近親者のお葬式でこのような間違いを起こしてしまうと、周りの方からも失笑されてしまいます。私は今回の間違いから猛省し、以後、お葬式に参列する際には事前から入念に葬儀マナーに関してチェックするようにしています。