葬儀は生前から考えておくことが大切

初めてのお葬式エピソード

いつかはなくなってしまうと思っていたものの、突然にそんなことになるとは思ってもいませんでした。それは、入院をしていて急変してそのままなくなってしまったのです。 そこでいきなり、その後のことが必要となります。しかし私も親族も葬儀のことを考える余裕がありませんでした。

その理由としては、急になくなり頭の中が整理できなかったことと、葬儀のことについて生前から考えるのはちょっと不謹慎と思うことがあったからです。そのことから、なくなった時に少しパニックになってしまいます。多くの人が、そんな状況になるのではないかと想像します。
そしていきなり、その後の葬儀のことを考えなくてはいけないのです。全く知識がないので、本当に困りました。まず葬儀社を選択することもしていなかったので、そこから始めるのです。病院から紹介された葬儀社にして、そのままその場所に行くことになりました。
そして頭の中や気持ちの上で整理ができていない段階で、いろいろなことを夜に決めることになったのです。夜に父親がなくなったのでそのためでした。夜に混乱している時に、それはとても辛いです。しかし辛いなどをいうこともできずに、しないといけないという気持ちからたくさんのことを決めました。
その時に思ったことは、できるだけ父親のために恥ずかしくない葬儀をしたいと思ったのです。そしてお金のことをあまり考えずにどんどん決めてしまいました。その結果、トータルで200万円も掛かってしまいました。家族葬として依頼をしたにもかかわらず、そんな金額になってしまいました。しかしそのときは、とりあえず早急に決めることが必要だったのでそんなことになってしまったのです。

その後は、葬儀が終了していろいろと考えることがありました。葬儀として、自分が納得することができたかということです。それは納得していませんでした。一番後悔をしてしまったのは、葬儀代金です。それは高すぎると思ってしまいました。その後にお墓の準備などもあり、それにもお金がかかります。綺麗事で立派な葬儀をしたらいいと思うことにしたことを、とても後悔してしまったのです。

はじめての葬儀を振り返って

そのことから葬儀については、ある程度生前からしっかり考えておくことが大切だと思っています。

まず大切なのは、どこで葬儀をするかということです。

私の場合は、後母親の葬儀についても考えて葬儀社を決めています。しかもそのことについて、母親とも話をしています。

母親の気持ちも大事と思ったので、そのことを伝えました。お金が必要となるし、そのリアルなことについても話し合ったのです。その結果、葬儀は質素に100万円以内で行うこととしています。母親は、もっと家族葬として少ない価格にして欲しいと言っています。

葬儀のことを母親と一緒に話すのは、タブーと思うこともありました。

しかしお金が絡んでいるので、それは後々困らないためにもとても大切なことであると思っています。