米民主党のカーター政権で副大統領、クリントン政権で駐日大使を務めたウォルター・モンデール氏が19日、米中西部ミネソタ州の自宅で死去した。93歳だった。死因は明らかにされていない。駐日大使時代に米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題に取り組んだ。
1928年、ミネソタ州南部セイロン生まれ。同州司法長官を経て、64~76年に同州選出の上院議員を務めた。77~81年、カーター政権を副大統領として支えた。84年の大統領選に民主党の大統領候補として立候補したが、再選を目指した共和党のレーガン大統領に大差で敗北…